BLOG 淡路島の風

2024.01.12

ふぐの楽しみ方

カワハギなんかもそうなんですが、
身に脂を蓄えない魚は、肝に全集中させてると思うんですね脂を。
フグも同じで、この肝~~!って思うほど捌くたびにどでかい肝を見ています、ふぐの場合見るだけなんですが^^;

カワハギのお造りで肝をといたポン酢で食べたりすると思うのですが、
身にない脂を肝の油脂で補いながら頂く方法。
淡白な身を濃厚な肝で楽しむ。美味しいですよね。

ふぐは肝に毒があるので同じように楽しむことはできませんが、
白子に置き換えるとまた色々楽しめますね。

もちろん淡白を淡白なまま楽しむこともありますが、
コースの中盤以降なら少し相性も考えてお楽しみいただければと思っております。

白子の濃厚な旨味、チーマディラーパの苦みに優しい甘さの島カボチャ。
気に入ってて年をまたいで作ってます。
島カボチャのさらっとした美味しさがミソですね~。
淡白な身ですが、濃厚なルタバガのピュレと合わせています。
ルタバガは柴山さんが作る西洋蕪ですが、旨味の濃い根菜の一つ。
同じく柴山さんのカリフラワーやカーヴォロネロなど
炒め煮したお野菜とご一緒に。

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