BLOG 淡路島の風

2013.12.05

ひと皿のお話

無事イベント終了いたしました!
まず、今回料理人の目線から言わせて頂きますと、
こんなに贅沢な環境はないと思いました。
自分が料理して、目の前のお客様に食べていただくその空間に、
そのお皿の上に乗っている食材をこしらえた生産者さんたちがいらっしゃるわけです。
お客様に素材の詳しい説明や、どうやって作られてきたかなど直接聞きながら、
味わうことが出来るんです。
まさにお皿の上の物語を聞きながら、味わう時間。
最高だと思いました。
また、このイベントは、農業に対して何かを感じていただく企画となっておりまして、
「お米が食べられなくなる日」という30分のショートムービーに、今回参加されております農家さんのお話。
最後に書いていただきました参加者皆さまのアンケートには、
数々の素晴らしい感想が書かれておりました。
企画された農家さん皆さんと、233のスタッフの皆さんもとても喜んでいらっしゃいました。
今回のイベントをお手伝いさせていただきまして、本当に良かったと思いました。
今回のイベントで農業について初めて知ったこと、感じたことはたくさんありますが、まだまだ知らないことだらけ。
農家さんのお話を聴いて感じて、これからの人生について深く考えるきっかけとなりました。
本当にありがとうございます。
このイベントは、単発ではなく引き続き長く続いていってほしい企画です。
次回もお手伝いできることがあればぜひとも参加させていただきたいと思っております。
皆さんも機会がありましたら、ぜひともご参加ください。
よろしくお願いします。
今回のメニューは、こんな感じになりました!

・玄米茶 
山脇さんが育てたヒノヒカリを生産者自らじっくり丁寧に煎って煮出しました。
・サラダ
柴山さんが育てた15種の西洋野菜をシンプルなサラダにしました。
・玄米リゾット
花岡さんが合鴨農法で育てたヒノヒカリを丸山漁港で水揚げされた天然トラフグ(佐古水産提供)と合わせてリゾットにしました。
柴山さんが育てたフィノッキオの香りを効かせて。
・田助鴨のソテー
合鴨農法で活躍した田助鴨の皮目をこんがりソテーし、
65度の低温オーブンにてゆっくり芯温55度まで火入れしました。
仕上げに、合鴨農法で育てられた稲の藁で炙り豊かな香りをつけて。
花岡さんの葉付きタマネギと、塩毛さんのニンニク、柴山さんのルッコラと共にお楽しみください。
・花岡さんの玄米を使った天然酵母バゲット
・小さなケーキ
花岡さんが育てる‘岡崎おうはん’の卵でシンプルな焼き菓子フランを焼きました。
卵の味を楽しんでいただけるように、甘味はやさしくテンサイ糖で。

リゾットのスープには、合鴨農法米で作られた若宮の雫を効かせましたよ~!001.jpg島外から移住されて農業をされている山脇さん。
無農薬栽培で作られたヒノヒカリを自らゆっくり1時間弱香ばしく煎って、煮出しました。
会場に来られたゲストの皆さまに季節柄ほっと一息温かなおもてなしです。
(山脇さん、玄米に話しかけながら煎ってはりました^^)006.jpgいつもお世話になっております柴山夫妻にも自ら育てられたお野菜たちを水洗い掃除していただいて、
盛り付けまでお手伝いしていただきました!
今回、233のスタッフさんや農家の皆さまにはとてもたくさんなお手伝いをしていただき、本当に感謝しております^^
皆さんのおかげでお料理も無事お出しすることが出来ました!ありがとうございました!007.jpgお米が食べられなくなる日上映中。009.jpg花岡さんのお話。011.jpg15種のサラダ。012.jpgそれぞれの個性を味わっていただきました!015.jpg生産者さん自らの解説。016.jpg合鴨米の玄米バゲット!うまく焼けてよかった~^^017.jpg玄米リゾットは、淡路島の作家さん岡本さんの器に盛らせて頂きました!
(スープふきこぼして、水分少なめになってしまいました申し訳ございません^^;)018.jpg
この後は、田助鴨のお皿、デザート、コーヒーと続きました。
田助鴨は、藁で炙るところも見ていただいたり、普段では出来ないことも!
何よりも、お越しいただきました皆さんにお楽しみいただけたことが一番。
本当に充実のイベントでした。
お越しくださいましたお客様、農家の皆さん、233の皆さん、
この度は本当にありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いします。

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