BLOG 淡路島の風

2024.06.13

良い酔い時間でしたね

昨夜もお越しの皆様、
本当にありがとうございました^^

前々日の山の草刈りと木の伐採(ちょっとだけ^^;でも手切りよ~(~o~))で、
全身筋肉痛~でしたが、
良い仕込みして皆さんをお迎えできました^^

ワインも色々、グラスはやまと君からの岡山テッタさんも開けてます。
ボトルはおすすめチェコのペットナットや南アフリカの白、
そしてこちらボタニカルライフさんのvin-shu!
今回もやっぱりめちゃくちゃ美味しい頂きましたよ~。

まだ在庫ありますので、ご興味持たれた方はお声がけくださいね。

以下ボタニカルライフさんInstagramより

ワイナリーが紆余曲折ようやく完成した2021年。ようやく8年かかって自分たちの育てた葡萄を自分達の場所でワインを醸造できる初めての年でした。2020年が本当に恵まれた年でそれを目標に頑張っていた矢先、猪や鹿、カラス、長雨、精神状態、、、ありとあらゆる事象が重なって散々な状態で収穫を迎えた年となりました。ほぼ全滅に近い中、何とか残っていた房で、それも完熟の青黒さは一切なく紫と黄色が混じったこれがマスカット・ベーリーAか、、、と落胆するような状態。一般的には切り落として土に返してしまうような房で、補糖はもちろん亜硫酸も入れなければならないような品質でしたが、300本にも満たない収量に対して無駄なあがきのように思えて、瓶詰めまでシンプルにぶどう以外何も加えず可能性だけを信じて仕込んだワインです。 結果的に個人的にはかなり好きな味わい、、しかし不安定もあり、これは簡単にお客様にお出しできないな。。とずっと蔵の隅っこで眠っていたのですが、3年経った今不安定さは相変わらずですが、イベントでお客様にお出ししたところ美味しさに共感してくださる方が多く、先日のデラブティーユでもチャリティーワインとして提供させて頂きました。抜栓後は30分ほどで魔法が解けてしまう儚いワインです。お飲みになられる際はできるだけ皆様で集まって1本を分かち合って頂けたら嬉しいです。 ずっと未熟な、まるで自分達のような愛おしいワイン。もともと販売して収入にしようとは全く考えておらず、大変な時にドネーションでご支援頂いた皆様への御礼だったり、振る舞い用に楽しんでもらえたらと置いていた思い入れのある大切なワインです。 今回能登に訪れた際に感じた事、自分ができる事は何かと熟考した末、vin-shu 2021 の売り上げに関しては全額「北陸チャリティーレストラン」への寄付や今後の能登での数年後までの長期的な活動に役立てて頂けたらと思っています。2021年はもちろんこれまでたくさんの人に助けられてここまでやって来ました。 また、いつか自分達にも起こり得る天災。どんな事があってもしなやかに逞しく生き抜くための蓄え。日本各地のローカル同士の「食や農」の繋がりを深めて助け合いの強度を高めていく事。ワインが少しでもその役割を担えるのであれば。そこから生まれてくるであろう豊かな未来を想像しています。

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