BLOG 淡路島の風

2015.09.07

ちょこっとワイナリー巡り!

一日目は、ワイナリーを2件!
去年は、リュードヴァンさん、ヴィラデストさん!
今年は小布施ワイナリーさん、たかやしろワイナリーさん!004.jpg006.jpg店内は撮影禁止!
なので、写真はこれだけです^^;
でもホントに良かった!行けてよかった飲めてよかった^^
ご案内くださった今年もお世話になりました和食から木の大将唐木さん!
本当にありがとうございましたm(__)m
小布施ワイナリーさんのHPより抜粋です!
ぜひご覧ください!
★私達の考える有機栽培の概念  ハーバーボッシュから紐解く
20世紀に入ってからハーバー&ボッシュが大気中に大量に存在する窒素をアンモニアにする技術が開発されると、農業は飛躍的に進歩
しました。19世紀以前は人糞や家畜の堆肥が日本農業の唯一の窒素源であったわけですが、その窒素が化学的に採れ、それが化学肥料
となりました。
現在では有機肥料というと家畜の堆肥を指しますが、その家畜は化学肥料によって造られたトウモロコシや麦などを食べて大きくなり
糞をします。すなわち、現在の有機肥料は形こそ化学肥料ではないのですが、本来、地球上に存在するべき糞ではなかったのです。
19世紀以前の地球上の窒素は豆科植物にすむ根粒菌と呼ばれる微生物が唯一、大気中に窒素を土の中に固定し、肥料とさせていました。
また、根粒菌が窒素固定すると同じく、地球上では「脱窒」と呼ばれる作用、すなわち土から自然に大気中に窒素がもどる作業がおこな
われていて、大気中の窒素の地球の地表にある窒素のバランスは自然界で守られていました。
それが20世紀に完全に崩れ去ったのです。
極端な言い方をしますと「世界中の農地の大半は本来有るべきでない、窒素が沢山存在している」と言えます。私たちの畑を例にとり
ましょう。日本の農業が飛躍的に窒素系化学肥料を使うようになったのは戦後です。戦後まもなくは、世界大戦の傷跡癒えず、世界的な
食糧不足が続いたので、この化学肥料は私達人間にとってその時期は必要不可欠なモノであったはずです。ただ、現在もこれだけの化学
肥料が地球上に必要かと問われれば、必要とは言い難いものがあるのではないでしょうか。すなわち、私達は50年以上、不必要であった
かもしれない化学肥料を畑に撒きつづけたことにより、ワイン畑の土は本来有るべきでない大量の窒素が存在することになります。
人間のような理性が働かない植物は土中に栄養があれば摂取します。そうすることにより、葡萄の木はメタボリックになります。
メタボの葡萄の木は人間と同じように病気にもなりやすいですし、害虫にもおかされやすくなる訳です。そこで殺虫剤や殺菌剤を撒きます。
さらに、栄養が沢山あるのでたわわに実がなります。そうすることにより葡萄の色が不足するため着色促進剤を撒きます。農薬により病気
や虫もこなくなりさらに葡萄に色が着色するようになるとなると、また人間は多収穫をめざして、再度、本来地球上にあるはずのない肥料
(有機肥料も含む)を撒いてしまい、また農薬を撒くという連鎖をおこしているのかもしれません。
残念ながら、窒素過多になってしまった土壌を元にもどすことは容易ではありません。私達は無力です。土を元にもどすことができる
唯一の手段、それはそこに生える草木たちが時間をかけてゆっくり土の窒素(毒素?)を抜き取り浄化してくれるのです。私達が普段
邪魔者扱いする雑草たちがその役目をはたしてくれています。、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森は実は、腐海
の土を浄化していた、、、映画のようですね。
ですので、私たちは、これからも有機肥料と化学肥料は撒かないつもりです。ただしすこしずつ本来の土に戻ったとき、そこで本来ある
べき有機肥料(海外の穀物を食べる家畜でなく草原に生えている草だけを食べてそだった家畜の肥料がベストです)を撒こうと思ってい
ます。
わたしたちもそんな滋味豊かなワインを造りたいとおもっています。

そんなワインを飲みたい!お楽しみいただきたい!
しっかり考えなきゃいけないこと、改めて気づかせていただきました!
ありがとうございます!

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