BLOG 淡路島の風
2009.01.16
淡路島は、本日も美しく。
今日もいいお天気でしたね。
午前中、樂久登窯さんにお邪魔して、
新しく焼けた器たちを見せてもらいました。
今年の西村さんは、‘素朴な器’を焼いていくそうです。
(良いですね~。なんか私の宿(料理)に対する思いとよく似ています!)
特別じゃなく、ほんとその辺にある淡路の土(もちろん見極めてらっしゃいますが)を用いての創作。
「この土は…」とか、
「この釉薬は…」とか、
「焼く温度が…」など、
西村さんの器に対する思いをゆっくり聞くことが出来ました。
話は、器だけにとどまらず、地域の事や、もちろん南海荘の事までも…。
感性を揺さぶる楽しい時間を過ごすことができましたよ!
西村さん、お忙しい中ほんとにありがとうございました~!
さまざまな景色を見せる器たちの中から、
本日選んだ小鉢10皿です。西村さん独自の焼き方で焼かれています。
器にひっついてるのは、焼く時に一緒に焼いた貝殻だそうで、
この後きれいに削って完成。この貝殻がこの器の景色を作るのだそうです。
なんとも素敵でしょ!
西村さんの器に対する思い、今年の動きなど、
私の拙い文章では、当然伝えきれません。
詳しく知りたい方は、ぜひ樂久登窯のHPで。
さて、新しい刺激を頂き、
本日も明日からお越しになるお客様への仕入れ・仕込み作業です。
ひと段落した頃、ちょうど日の入り時間(17時前)だったので、
ちょっとゆっくり宿の下の小磯で眺めることに…こんなところで眺めてます。
コンクリートの壁にもたれて、目の前に広がる景色をしばし眺めてみました。
波の音が壁に反射し、まるで海の中にいるような錯覚を起こします。
そんな本日の夕景は…
今日も良い一日でした。ありがとうございます。